明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。
今回は、前回好評だった埼玉ゴルフスクール通信の第2弾として、
埼玉のゴルフスクールImpact川口・草加校よりゴルフレッスンの模様をお伝えしていきます。
この記事は、約4分で読み終えることができます。
埼玉ゴルフスクール通信 第2号
さて前回好評だった埼玉ゴルフスクール通信 第1号に続いて、
第2号は、川口市在住のTさんです。(いつもありがとうございますm(_ _)m)
まずは、アドレス・構えからです。
Tさんは、クラブヘッドが手元(グリップ)よりもボール側にある「ハンドレイト」のアドレスをすることがあります。
原因は、アドレスで左肩が下がっていることによるものです。(両肩を同じ高さ、右肩を少し下げると良いでしょう)
一般的には「ハンドファースト」のアドレスが多いですが、強いフックボールやパワーヒッターの方はハンドファーストではなく、
手元(グリップ)とクラブヘッドが身体の正面から見て、同じ位置(クラブのシャフトが真っ直ぐ)のアドレスでも良いとされています。
ハンドレイトはアプローチなどの特殊な状況で、高いボールを打つのに適していますが、
通常のアドレスではあまりオススメできませんので、ハンドレイトしないように気を付けましょう。
さて次は、スイング(身体の動き)を見ていきましょう。
Tさんは、ダウンスイング時に手首の角度が変わってしまい(いわゆるライ角が保てない)、ボールが捕まらないことがあります。
原因は一つではありませんが、「バックスイングで身体との連動が足りない」「スイング中に前傾姿勢が崩れる」などが挙げられます。
改善するには、「バックスイングをもう少し体幹主体にする」「脇をしめてダウンスイングする」などが適しているでしょう。
Tさんだけでなく多くのゴルファーが、ダウンスイングでアドレス時の手首の角度が変わり、クラブのトウ側が下がってしまい(トウダウン)、
ボールが捕まらずにスライスしたり、右にすっぽ抜けるボールが出るのをしばしば見かけます。
このトウダウンは、バックスイングでできたコック(手首が親指側に曲がる動き)がダウンスイングで保てないから起こる現象です。
ダウンスイングでは、遠心力が働きこのコックを開放していく動きになりますが、
プレイヤー自身はこのコックをなるべく保ち、自然(体幹の連動と共に)と開放していくことが理想のスイングとなるでしょう。
このように、修正する動きだけをアドバイスするだけでなく、「なぜそのような動きになってしまうのか?・原因は?」などのように、
お客様が身体を動かす前に、まずは頭で理解して頂くことを大事にして、ゴルフスクールImpactでは指導しております。
さて長くなりましたが、最後は練習の仕方です。
今時期は一年で最も気温が低く、身体も思うように動かせない時期です。
毎回の練習で、右肩上がりに上達していくことが出来れば、何も言うことはありません。
しかし右肩上がりにならないから、無茶をしたり・色々とチャレンジしてしまうと、
上達するどころか以前に出来ていたことが出来なくなったり、怪我や故障をしてしまうこともあります。
まずは、毎回の練習で「今の状態をキープすること」が大事。
それから「自分が出来ることから直していく」「1つでもいいから手の届くことから始める」ことです。
練習は身体の動かし方が全てではなく、練習の仕方(質)もとても大事です。
Tさんはそのことを理解しておりますので、出球が悪くなっても根気よくテーマに沿って毎回練習しております。
では、今回のレッスン終了です。
Tさん、寒い中お疲れ様でしたm(_ _)m
次回も頑張っていきましょう。