みなさん こんにちは
第1弾のマナーが大変好評だった(^^)為、今回は基本的なルールを厳選してお伝えします 😛
この記事は、約7分で読み終えることができます。
まず前回のマナーはゴルフの「心構え」に対して、ルールは「規則」であります。
必ず守らなければいけないことなので、違反すると罰則を受けます 😥
また、ゴルフのルールはたくさんありますので、すべて覚える必要はありません。
ですからルールブックを片っ端から読んで、丸暗記なんてしなくていいのです 🙂
プレーして自分が出くわす場面のルールを1つずつ覚えていけばいいと思います。
またキャディバッグにルールブックを1冊入れておき、わからない場合に活用するといいですね。(スロープレーにならないように注意!)
ルールブックは、JGA(日本ゴルフ協会)発行の「ゴルフ規則」が一般的で「世界基準」ですが、
イラストがなくわかりにくいので、本屋さんにある見てわかりやすいものでいいと思います 😆
※一番左が世界共通のルールを翻訳した「ゴルフ規則」、毎年発行されている(写真は2011年版)
基本的な3つのルール
1.OB(アウトオブバウンス)⇒1打罰、打ち直し
ゴルフ場では、「白い杭」によってプレーする区域(エリア)が決められています。
白い杭より内側なら「エリア内」で、プレーできる場所になっています。
逆に白い杭より外、つまり打ったボールが「エリア外」にある場合、プレーできない場所になり、OBとなります。
嫌な響きですよね(^_^;)
OBになったら・・・、OBの場合の対処
①ティーショット(1打目)がOBの場合:1打罰を加えて、再度ティーショットを打ちます 🙂
打った数(1打)+1打罰 =2打となり、打ち直しのティーショットは3打目となります。
※今では多くのゴルフ場が、プレー時間を短縮するためローカルルールで前進ティを設置しております。
前進4打(プレイング4):前進ティから4打目として打ちます。
②セカンドショット(2打目)以降がOBの場合:1打罰を加え、なるべく同じ場所にドロップして再度打つ 🙂
スコアの計算方法は1打目と一緒ですが、2打目以降はティーを刺せないので、ドロップして再度打ちます。
※ドロップの方法:OBとなったボールを打った場所の近くに、グリーン上のホール(穴)に近づかない所に、
肩の高さから地面と水平に腕を伸ばした状態で、ボールを真下に落とす。
OBは1打罰か?2打罰か?
間違いなく1打罰です。ほとんどの方がスコアをつけるのはホール終了後ですよね。
その時にOBを打った打数を入れずに、打ち直してからの打数を数え(1、2、・・)、
最後にOBの分を数えるため(プラス2打)に1打罰なのか、2打罰なのか訳が分からなくなってしまいます。
そのプラス2打は、「OBを打ってしまった打数+罰則の1打」なのです。
※OBを打ってしまった打数を忘れずにカウントして下さいね。早く忘れたいのは分かりますが・・・
2.紛失球(ロストボール)⇒1打罰、打ち直し
プレーする区域内(上のエリア内)でボールをなくした場合には、紛失球となりペナルティを受けます。
(OBはボールがある・なしに関わらず、エリア外の場合)
これも嫌ですね。フェアウェイに間違いなく行ったとしても、ボールが埋まったりカラスが持っていったりと、
5分間探してもボールが見つからない場合はロストボールになってしまいます・・・(T_T)
紛失球になったら・・・、この場合の対処
1打罰で打ち直し、対処方法はOBの時と全く同じです。前進ティも使えます 🙂
ロストボールは1打罰か?2打罰か?
OBと同じ1打罰です。対処方法も同じです。ロストボールは、あるはずの所にボールが見つからないケースが多いですね。
これをフェアウェイにいってボールが無い場合に、1打罰して、そのフェアウェイにドロップして打ち直しする方が結構います。
本来はティーグラウンドから打ち直しです。
プレーファーストでそのような特別な措置を取るのは良いのですが、この場合は前進4打と同じで4打目となります。
※雨天後や土壌がやわらかいゴルフ場に行かれる時は、特にご注意下さい。埋まりやすいので、、、
3.ウォータハザード(ラテラルウォーターハザード含む)⇒1打罰、打ち直し
これもたくさんの方が嫌がる代名詞ですよね(T_T)、、、そうです池。
打ったボールが池に入ってしまうと「ウォータハザード」といってペナルティを受けます(^_^;) 通称池ポチャですね。
池ポチャの場合(赤杭:ラテラルウォーターハザードの場合)
同じ池でも、ゴルフ場やホールによって赤杭や黄色杭(*1)のところがあります。
黄色杭は今ではあまりないので、今回は赤杭に囲まれた池に落ちた場合で話をすすめます。
全て1打罰で打ち直しですが、対処方法は3つあり、自分で選択できます 🙂
- 元の場所から打ち直し
- ボールが池に入った地点と、グリーン上のピンを結んだ後方線上にドロップして打ち直し
- ボールが池に入った地点から、2クラブレングス(クラブ2本分)以内の範囲にドロップして打ち直し
(2,3での池に入った地点は、厳密に言うと、ボールが最後に赤線を横切った地点となります。)
*1:ゴルフ場によって、黄色線や赤線で示される所もあります。
黄色はウォータハザード、赤色はラテラルウォーターハザードと言います。
黄色杭:ウォータハザードと赤杭:ラテラルウォーターハザードの違い
基本的には同じですが、対処方法が1点だけ違います。
赤杭の場合のみ、2クラブレングス(上記の3です)以内のドロップが可能になります。
以前主流だった黄色杭だと、大きな池の場合元の場所から打ち直しだと、プレー時間かかってしまいます。
赤杭はプレー時間短縮するために、現在は主流となってます。
※プレーファーストの為設置された特設ティ
池の場合は前進3打なのにOBの場合はなぜ前進4打なの?
この前進ティ(ゴルフ場によっては特設ティとも言います)は、プレー時間短縮のためですが、
プレーヤーにとってもお得なのです。
OBなのは残念ですが、前進ティがない場合、元の場所から打ち直しとなるので、またOBするかもしれません。
それを打ち直しの3打目がフェアウェイにナイスショットしたと仮定して、この前進ティがあるのです。
ですから当然OBの場合は、打ち直し(3打目)した後の4打目になります。(プレイング4ともいいます)
池の場合もお得で、前進ティはなるべく池に入らない所に設置してあります。
OBと違って、元の位置に戻らず打ち直しする場所が前進ティになりますので、
1打罰を足して3打目になります。(プレイング3ともいいます)
どうでしたか?難しかったですか?
3つのルールだけでも、これだけ覚えることがたくさんあります 🙂
「何打罰なのか?」「どんな対処をするのか?」をしっかり把握することが大切です 😀
次回もルールお伝えします。
では、失礼します。