みなさん こんにちは(^^)
埼玉も梅雨入りですね。
ゴルフスクールImpactから、そんな梅雨時期に自宅で簡単に読めるあるある話をお伝えしていきます。
今回は、「ゴルフクラブの本数はなぜ14本なのか!?」です。
この記事は、約3分で読み終えることができます。
ラウンド時のゴルフクラブの本数について
ラウンドしている時に、クラブの本数気にしたことありますか?
プライベートで回るラウンドの時は、さほどルールに厳しい場合はないでしょうから、
ご存知ではない方も多いかと思いますが、ラウンド時の「クラブの本数は14本以内」とルール上決められています。
プロ問わずアマテュアの試合でももちろん適用されますし、コンペや格式あるゴルフ場でも注意する所が多いです。
ゴルフクラブが14本を超えたらどうなるの!?
もしラウンド時に、うっかりしてキャディバッグに15本以上のクラブがあるにもかかわらず、
使わなくてもプレーを開始した場合は、「1ホールごとに2打罰」となります。
場合によっては競技失格も!?
ただし1ラウンドにつき最大4打罰となっているので、1ホール目で発見された場合は2打罰、
2ホール目以降は4打罰となり、その後はどのクラブを使わないのかという「不使用宣言」をする必要があります。
不使用宣言をすればその後は無罰となりますが、宣言をしたにもかかわらず使用した場合は「競技失格」となります。
ゴルフクラブが14本に満たない場合は!?
このルールは、ラウンド時にキャディバッグに入れることのできる「クラブ本数の上限」ですので、
「14本必ず持たなくてはならない」ということではありません。
半分の7本でも結構ですし、極端なことを言うとアニメのプロゴルファー猿のように1本でも良いのです。
14本以内なら同じクラブを何本入れてもOK!?
また、クラブの種類(中身)ですが、合計14本以内であれば、ドライバーでもパターでも何本入れても大丈夫です。
不安であればドライバーを2本入れてもいいですし、入らないことを想定して予備のパターも入れておくのも良いでしょう。
ただし、クラブを忘れた時に「同伴者からクラブを借りると2打罰」になりますので、注意しましょう。
ゴルフクラブの本数はなぜ14本なの!?
かつては本数に制限はなかった。
それでは、「なぜゴルフクラブの本数が14本になったのでしょうか!?」本題に参りましょう。
クラブの上限がルール化される前の西暦1800年頃は、クラブの本数に制限はありませんでした。
この為ヨーロッパでは、14本どころか、リアカーに詰めきれない程の本数でプレーする選手が多かったそうです。
キャディの負担とプレー時間の縮小が理由!?
当時はカートなどなかったので、このリアカーに樽を乗せてその中にクラブを入れていたそうですが、
それを運ぶキャディの負担が大変なものでした。
それと何十本の中から毎回クラブを選択するので、プレーするのにもかなりの時間がかかってしまいました。
このことが理由で、ルール上正式に、ゴルフクラブの本数に制限ができるようになったのです。
なぜ14本になったの!?
ゴルフクラブの本数に制限を設けた全英ゴルフ協会(R&A)は、
クラブの本数を1ダース(12本)にパター1本を加えた合計13本にする方向でしたが、
西洋では「13は不吉な数字」の為に、13に1本を加えた「14本に決定した」のです。
最後まで読んでいただき、有難うございました。