みなさん こんにちは(^^)
今回は、「どっちが良いの!?」シリーズです。
ロングサムとショートサムについてお伝えしていきます。
この記事は、約5分で読み終えることができます。
指の付け根(手の平側)で握るか!?指先で握るか!?
サムとは親指(thumb)という意味
ゴルフ経験者なら聞いたことがあるかも知れませんが、初心者などはまず知らないロングサム・ショートサム。
実は、グリップの専門用語(特に左手)なんです。
ちなみにサムとは英語でthubmと書き、「親指」という意味になります。
ロングサムとショートサムって何!?
ロングサムは長い親指ショートサムは短い親指となりますが、この違いは何でしょうか!?
グリップを指の付け根(手の平側)で握ると、シャフトに対して親指を長く添える(グリップする)ことができます。
これが、「ロングサム」です。
次に、グリップを指先で握ると、シャフトに対して親指は、短く添える(グリップする)ことになります。
これが「ショートサム」です。
また、人差し指の位置(第2関節)から親指が、「長く or 短く」出ているからとも言われます。
握り方に決まりはない!?
またロングサム・ショートサムは、中指に対してクラブを垂直に握るとロングサムになりますし、
中指に対してクラブを斜めに握るとショートサムとなります。
指先で握るか、ななめに握るかでショートサムという定義はなく、
親指を短く添えるか(親指が短く見えるか)ということになります。
ロングサムとショートサムの特徴
ロングサムのメリット
- アドレスでハンドダウンに構えるので、ボールが捕まりやすくフックになりやすい
- コックを充分に使えるので、ボディーターンができない初心者向けのグリップ
- 手首を使いやすくなるので、強い球が打て飛距離が出る
ロングサムのデメリット
- ハンドダウンになるので、フックが出やすい
- 手首を使いやすいので、タイミングを取りづらく方向性が悪くなる
- 親指が他の指と離れるので、クラブと手の一体感がなくなる
ショートサムのメリット
- 手首を使いづらくなるので、方向性が良くなる
- 親指と他の指が離れていないので、クラブと手の一体感がでやすい
- クラブの直進性が向上するので、アプローチには最適のグリップ
ショートサムのデメリット
- ハンドアップになるので、ボールが捕まりづらくスライスになりやすい
- 手首を使いづらくなるので、飛距離が出にくい
- 親指に力を入れやすくなるので、フェースの面が変わりやすく不安定になる
ロングサムとショートサムどっちが正しいの!?
どっちも正しい!?
ロングサムとショートサムのメリット・デメリットについて説明してきましたが、
どちらにもメリット・デメリットがありますので、どっちが正しいかは人それぞれでしょう。
ロングサムでも方向性が良くなる方もいますし、ショートサムで飛距離が出る方もいます。
また、現在ショートサムが主流のゴルフ界の中でも、ロングサムを推奨するプロもいます。
自分の身体・感覚に合ったものを
今回は、特に左手のグリップの中で親指についてお伝えしてきましたが、
最新の理論のグリップだからといって、無理に変えたりする必要はありません。
あくまで自分が握りやすいとか・振りやすいなどの感覚を大事にして下さい。
次回も様々なゴルフ理論についてお伝えしていきます。
では、(^_^)/~