みなさん こんにちは(^^)
雑誌やレッスン番組などで、「スイングは1軸または2軸がいい」なんてこと聞いたことありますか?
今回は、「1軸スイング」「2軸スイング」についてお伝えしていきます 😛
この記事は、約4分で読み終えることができます☝
1軸スイングと2軸スイングの特徴
その場で回転の「1軸」、右へ左へ移動の「2軸」
ゴルフスイングには、上半身を回転させる動きが必要です。
この回転する上半身の中心「軸」が、アドレスの位置から体重移動をしないでその場で回転するのが「1軸スイング」です。
(※実際は、回転する上で自然と体重移動しています。)
これに対して、回転する上半身の中心「軸」が、バックスイングでは右足に移動し回転、
ダウンスイングで左足に移動して回転するのが「2軸スイング」になります。
簡単に言うと、回転する軸が1箇所なのが「1軸」で、2箇所あるのが「2軸」になります☝
またここで言う「軸」とは、上半身の中心である背骨としています。
(背骨だけでない理論もありますが、今回は割愛させて頂きます)
スタンス(足幅)やフィニッシュにも違いがある
1軸スイングは、その場で回転するのでスタンス(足幅)が狭い傾向があり、
フィニッシュでは、足元から頭までアルファベットのIのような「I字フィニッシュ」であるのが特徴です。
タイガー・ウッズ選手の動画です?狭いスタンスとI字フィニッシュに注目です☝
これに対して、2軸スイングは、体重移動を大きく使うのでスタンスは広い傾向があり、
フィニッシュでは、足元から頭までがアルファベットのCを逆さまにした「逆C字フィニッシュ」であるのが特徴です。
8年前の石川遼選手の動画です?
広いスタンスと逆C字フィニッシュに注目です☝(最初の30秒見れば充分です)
1軸スイング・2軸スイングの長所と短所
1軸スイングの長所⤴
- その場で回転するスイングなので、トップがコンパクトになりスイング軌道がシンプル
- ボールに対してクラブが鋭角に入るので、アイアンは打ちやすい
- ハンドファーストになるので、インパクトが強くなる
1軸スイングの短所⤵
- ボールに対してクラブが鋭角に入るので、ドライバーは打ちにくい
- 出玉が低くなりバックスピン量が多くなるので、向かい風の時に飛距離が出にくい
- スイング中に身体が止まりやすいので、左に引っかけやすい(右打ちの場合)
2軸スイングの長所?
- 1軸スイングに比べて体重移動が多いので、飛距離が出やすい
- ボールに対してクラブが緩やかに入るので、ドライバーは打ちやすい
- 高く打ち出しスピン量が少ないので、向かい風でも飛距離が落ちない
2軸スイングの短所?
- ボールに対してクラブが緩やかに入るのでアイアンは打ちにくい
- 1軸スイングに比べて、アイアンでも飛距離が出るが方向性は悪い
- 左右にスウェーしやすく、特に傾斜でのミスが大きくなる
1軸と2軸どっちがいいのか?
最近は1軸スイングが主流
以前1軸スイングは、欧米人のように体が大きく上半身の力が強いゴルファー向けと言われていました。
しかし、最近はゴルフクラブの進化によって1軸スイングでも飛距離を出せるようになったので、
プロの選手でも1軸スイングを取り入れているようです。
一般的には、1軸スイングに向いているのは、ヘッドスピードは早いが方向性は悪い、球が高く上がり弱いスライスになっている方。
また、2軸スイングに向いているのは、ヘッドスピードが遅くボールが上がりづらい方と言われています。
自分の身体にあったスイングを
日本人でしかも女性の方で、2軸スイングよりも1軸スイングの方が飛距離が出る方もいますし、
逆に2軸スイングの方が正確なショットを打つ方も実際にいらっしゃいます。
1軸と2軸ともに長所と短所がありますので、ご自分にあったスイングを取り入れるといいでしょう。
今回はここまでです。
では、(^_^)/~