みなさん こんにちは(^^)
今回は、「ゴルフ・アイ Part1」です。
スコアアップに必要な目線の使い方をお伝えしていきます。
この記事は、約5分で読み終えることができます。
目の使い方を変えてあなたもスコアアップ!?
コースでも練習場でも、体の使い方やクラブヘッドの動き・ボールの行方など気になりがちですが、
目の使い方を考えている方は、少ないと思います。
アドレスからバックスイングにかけて、またダウンスイングからインパクトにかけて、さらにはフォローまでと。
今回はPart1ということで、ゴルフスイング中の目の使い方を中心にお伝えしていきます。
1.アドレスでの目線
アドレスの前は主に目標方向を見ていますが、アドレスに入ってからはボール、またはボールの周辺になります。
「じーっと」見ないこと
この時に注意したいのが「目の動きを止めないこと」「視線を固定しないこと」です。
試しに、直立の状態で近くにある1点を「じーっと」見つめて下さい。
「じーっと」見つめたまま歩いてみて下さい、、、できますか?
うまく歩けないでしょう。なぜなら、人間は視線を固定すると体を動かしづらくなります。
アドレスに入ってからボールを「じーっと」見すぎると、かえって体を動かしづらくなってしまうのです。
ボールだけ見つめる人、ボールの一部分(ディンプル)を見つめる人などは体を動かしづらくなり、肩や腕に力が入りすぎてしまいます。
2.バックスイングでの目線
アドレスと同様ですが、バックスイングでもボールを「じーっと」見るのはオススメできません。
視線はそのまま「ぼやーっと」と見る
じーっと見ると体は動きづらいですが、ぼやーっと見れば同じところを見ていても体は動かしやすくなります。
じーっと見ていると目(眼球)にも力が入っている状態ですが、「ぼやーっと」は目(眼球)がリラックスした状態です。
しかし、じーっと見ないようにしてボールから目が離れたり、視線が固定されないと頭が動くことになり、
「目とボールの距離が一定」ではなくなり、クラブヘッドの軌道がズレたり、
体の上下動やスウェイ(左右のズレ)の原因になります。
「ぼやーっと同じところを見る」がポイントです。
3.ダウンスイングの目線
一般ゴルファーに多いのが、トップからの切り返しからボールを打ちにいく動作です。
これもバックスイング同様、打ちにいこうとしてボールを「じーっと」見てしまい、腕に力が入ってしまうのが原因です。
ボールを見てないで体が上下動してしまうのはいけませんが、「じーっと」見るよりも「ぼやーっと」見るのがさらに良いです。
ボールを見ない(ボールから目を離す) < 「じーっと」見る < 「ぼやーっと」見る ということですね。
インパクト後の目線も大事
アドレスから目線を変えずに「ぼやーっと」見ながら、ボールを打つ(インパクトする)のが理想です。
フォローにかけては、体がターンすることにより、自然と目線が目標方向を向くようになります。
プロゴルファーに比べて一般ゴルファーは、ダウンスイングで右肩が出るタイミングが早いため、
フォローでボールから目を離すタイミングが早くなります。
インパクト後も「ぼやーっと」ボールがあった所を見るようにしましょう。(首が痛くなる人は無理しないように)
4.パターの時も「ぼやーっと」同じところを見る
ドライバーやアイアンなどでは、フォローからフィニッシュにかけて体がターンすることにより、
自然と目線が目標方向に移りますが、パターではスイング幅が小さいので体のターンは少なく、目線が変わることはないです。
そのため、パターの時はアドレスからフィニッシュまで、「ぼやーっと」同じところを見るのが良いでしょう。
5.症状別目線の使い方
5-1.ダウンスイングで右肩が出るのが早い方(右利き)
ダウンスイングで右肩が出てミスが多い方は、アドレスでも右肩が出ている(オープン)ことが多いです。
こういう方は、アドレスから「ボールの右側を見る」と、上半身が右に傾き右肩が前に出づらくなります。
スイング中「ボールの右側を見ている」ことが大事で、バックスイングからインパクト後も、
「ボールの右側を見る」ようにしましょう。
5-2.アプローチでダフリが多い方
アプローチでダフリが多いのは、インパクトで右に体重が残っている場合が多いです。
こんな時は、アドレス~インパクトまで「ボールの左側を見る」ようにすると良いでしょう。
その他、左足下がりやダフりたくない状況でも「ボールの左側を見る」と良いでしょう。
5-3.目線が動きやすい方
先程、「じーっと見る」よりも「ぼやーっと見る」方が良いと言いましたが、それがうまくできない人向けです。
ぼやーっと見るコツ
ぼやーっと見ようとしてかえって目線(頭)が動いてしまう方は、「鼻の先(鼻筋)を見る」ようにし、
その鼻の先がボールを見ているようにすると良いです。
また、アゴを少し上げて「上目づかいでボールを見る」のも良いでしょう。
終わりに
いかがでしたか、目線の使い方で体の動きも変わりますので、コースでできるようしっかりと練習していきましょう。
ポイントは、「ぼやーっと見る」「リラックスして見る」「鼻の先を見る」「上目づかいで見る」です。
Part2は、目の使い方【メンタル編】です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。