みなさん こんにちは(^^)
今回は、「手打ちのせつめい」をお伝えしていきます。
この記事は、約4分で読み終えることができます。
あまり良い意味で使われない「手打ち」
うどん・そばだと「やっぱり手打ちは美味いね」など、良い意味で使われる「手打ち」ですが、
それがゴルフの場合「手打ちはNG」「手打ちだからボールが曲がる」などマイナスの意味で使われることが多いです。
しかし実際に、ゴルフクラブを手で持ってボールを打っているのですから、
表現の仕方の問題で人によっては、「ゴルフは手打ちだ」という人も少なくないでしょう。
そこで、まずは良い意味での「手打ち」・悪い意味での「手打ち」を説明していきます。
良い意味での「手打ち」とは!?
手(または腕)は、胸や背中の筋肉と比べると小さいので器用に動かしやすいものです。
また、「ご飯を食べる」「顔を洗う」「歯を磨く」など日常生活でも手(または腕)を使うことが多いです。
「手打ち」は簡単でイメージしやすい!?
その為、実際に運動する時は、1番動かしやすいのは手(または腕)になるはずです。
ゴルフでも、特に初心者ゴルファーには手の動きをメインに行うというのも、「手打ち」の方が簡単でイメージもしやすいからです。
雑誌でもレッスン番組でも、指導者によっては「手打ち」「手の動き」を誇張して教える方も少なくないですよね。
「手打ち」は動かし方が良ければ、ゴルフでも悪いことばかりではないのです。
悪い意味での「手打ち」
いわゆる「手打ち」スイングでも、「スイングプレーン」をなぞればある程度の結果は望めますが、
「手打ち」は器用に動かしやすい為に、少しのズレで悪い動きになってしまいます。
また、体制が悪くなると手でバランスを取るので、思ったところに手を動かすことができません。
これを象徴している動きが、多少なりともスイング中またはボールを打った後にバランスが崩れる動きです。
これが悪い意味で使われる「手打ち」で、「体の動きと連動していない」「手が体と同調していない」などと言われます。
特に成人男性に多い!?
「手打ち」は簡単に動かせるメリットはありますが、手(または腕)は小さい筋肉なので、
ボールに伝えるパワーが少ないデメリットもあります。
ゴルフは遠くに飛ばすのも必要ですから、手打ちで飛距離を出そうとすると当然腕力に頼るでしょう。
ですからジュニアでなく成人ゴルファーは、腕中心で腕力である程度飛ばせてしまうので、「手打ち」スイングの方が多いです。
この為に、「アイアンが良いんだけどドライバーがダメ」という方が特に多くなってしまいます。
非力なゴルファーは体主導の傾向になる!?
一方ジュニアや女性ゴルファーは、クラブが重いですから腕だけでなく体全体で持つ傾向があるために、
スイングも腕だけでなく体と連動させてスイングする傾向にあります。
「手打ち」は、ゴルファーによって良くも悪くもなってしまうのはこのことでしょう。
そもそも「手打ち」でないゴルファーはいるのか!?
今回「手打ち」について説明してきましたが、果たして「手打ち」でないゴルファーはいるのでしょうか。
一般的に「手打ち」でないスイングとは、「体と手が同調している」理想的なスイングと言えます。
この理想的な100%のスイングはごくわずか!?
この理想的なスイングをしているのは、世界で活躍するプロゴルファーですらごくわずかしかいないということです。
数字で表すと、世界の一流選手で95%以上のスイングと言われてますが、
常に100%のスイングの人は極わずかだそうです。(何ヶ月かは100%という人はいるが、年間通してはいないという意味です)
どれだけ体と同調しているかが大事!?
そう考えるとほとんどのゴルファーが「手打ち」で、「どれだけ体と同調しているか」ということが大事になります。
一般的に初心者ほど「手主導スイング」の傾向が強く、上級者になる程「体(体幹)主導スイング」の傾向にあります。
「手打ち」をそんなに嫌がらずに、少しずつ体と同調させて、体(体幹)で手を動かせるような
「体幹主導スイング」に近づけるようにステップアップしていくと良いですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。