みなさん こんにちは(^^)
今回は、ゴルフには欠かせない大事な「キャディ」についてお伝えしていきます。
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ゴルフにおける忖度とは、、、
今年の流行語大賞は「忖度」でした。
先日、毎年恒例の今年の流行語大賞が発表されました。
「忖度」「インスタ映え」でしたが、どちらも今年は何度も耳にされましたことと思います。
そもそも忖度(そんたく)って何!?
政治家からみの事件であまり良いイメージではない「忖度」ですが、そんなことはありません。
忖度とは、「相手の気持ちを推し量る」「相手が何を求めているのかを考える」という意味です。
キャディが忖度に一番近い!?
ビジネスなどでは、「上司の意向を忖度し企画書を訂正する」など様々な場面で使えるですが、、、ゴルフではどうでしょうか?
ゴルフでは、忖度という言葉が一番ふさわしいのは「キャディ」だと思います。
今回は、そのキャディさんについて触れていきましょう。
キャディってどんなことするの?
まずキャディの仕事は、ゴルフ場でお客さん(選手)と一緒にコースを回りプレーの手助けをすることです。
具体的には、お客さん(選手)にコースの特徴・状態を説明し、グリーンやハザードまでの距離を伝え、使うクラブをアドバイスしていきます。
また、風の方向やボールの打つ方向、グリーンでは傾斜や芝目を読んだりしていきます。
唯一の味方「キャディ」
個人スポーツのゴルフでは、キャディは唯一の味方でもあります。
林の中にボールが行った場合にはボールを探してくれたり、打った跡のディポットを埋めてくれたり、汚れたクラブをキレイにしてくれます。
さらには、お客さん(選手)の気持ちを忖度して、以下のことをしてくれます。
- ミスショットした時には、「どんまい」「気にしないで」など暖かい言葉をかけてくれる
- 真夏の暑い日には、冷たいおしぼりや飲み物を用意してくれる
- 雨の日には、クラブが濡れないように(特にグリップ)最大限の配慮をしてくれる
- 足が悪い人・体力がない人などを見計らい、カートの操作をしてくれる
などなど、プレーのアドバイスの他にも、お客さん(選手)が満足にプレー出来るように様々なサポートをしてくれます。
キャディになるには!?
キャディになるためには、資格は必要ありません。
一般的なゴルフ場に務める「ハウスキャディ」は、数カ月の研修期間を必要とします。
ゴルフが上手でなくてもキャディは務まりますが、ゴルフを経験していたほうがプレーヤー(選手)の気持ちを忖度しやすいでしょう。
また、風の方向や強さ・グリーンのラインの読みなども経験していればいるほど、アドバイスは的確になるでしょう。
プロキャディはどうなの!?
一方もう1つのキャディである「プロキャディ」ですが、これはプロゴルファーに帯同するキャディです。
これも資格は必要ありませんが、主に選手の知り合いが多数を占めています。
プロゴルファーと一緒にコースを回り、選手のサポート役として18ホールを戦っていきます。
その為、高いレベルでゴルフに精通した方、また10キロ以上あるキャディバックを担いて1ラウンドする体力も必要です。
キャディの気になるお給料は!?
ゴルフ場によっては、混雑時1.5~2ラウンドするところもあります。
ただし季節によってお客さんの増減があるので、仕事が無い日もありその日は収入ゼロになります。
ですが拘束時間もそれほどなく、時給にすると割が良い仕事と言っていいでしょう。
プロキャディは厳しい世界!?
プロキャディの場合は、基本給は1試合(1週間)につき約10~12万円ですが、これは交通費や宿泊費などの諸経費を含めています。
つまりこの基本給は、諸経費でほとんどなくなってしまいます。
これに加えて選手の成績次第で、出来高がプラスされていきます。
予選を通過すると獲得賞金の5%、ベスト10位内で7%、優勝すると10%の出来高がプラスされます。
日本のメジャー大会の優勝賞金が4000万円なので、優勝するとキャディには400万円、10位なら約40万円のボーナスとなります。
しかし予選落ちをしてしまうと、選手の賞金はゼロなので、キャディの出来高もゼロとなってしまいます。
終わりに
現在、セルフプレー・距離計測器またはGPSカートなどが普及され、ゴルフ場ではキャディの必要性が薄れています。
冒頭でも紹介しましたが、唯一の味方でもありますし、様々な場面であなたのゴルフをサポートしてくれます。
経済的な面もあるでしょうが、キャディ付のラウンドも一度経験されてはいかがでしょうか。
少々強引ではありましたが、「ゴルフにおける忖度」お伝えしました。
では、(^_^)/~