みなさん こんにちは(^^)
今回は、来年2019年に変更となる「新しいゴルフルール」についてお伝えしていきます。
この記事は、約4分で読み終えることができます。
来年2019年 ゴルフルールが大幅に変わります。
先日、ゴルフルールを司るUSGAとR&Aが「新しいゴルフルール」を発表しました。
昨年、オンラインにて一般のゴルファーの意見も踏まえての新ルールですが、
来年2019年にプロ・アマ問わず、全世界のゴルファーに適用となります。
なぜルールを改正するの!?
ゴルフ人口の減少は、日本だけではなくアメリカも減少しています。
これは、「プレー時間が長い」「ルールが複雑すぎて難しい」などの原因からゴルフ離れが進んでいるのです。
ルールのシンプル化・スピード化が目的
この「ゴルフ離れ」を改善する為に、「プレー時間を短縮」「ルールを簡素化」すれば、
ゴルフが誰にでも出来る「親しみやすいスポーツ」として、受け入れやすくするなるでしょう。
現代人の多忙なライフスタイルに応じて、プロの試合の観戦時間や自身のプレー時間の短縮や
ルールをシンプルにすることによって、分かりやすくすることが目的となります。
スピード化・シンプル化の新ルール
1.コースエリアの名称が変わる
○○エリアへと変更、バンカー・グリーンはそのまま
どのホールも第1打は、ティーを刺すことのできる「ティーインググラウンド」から打ちます。
2019年からは、このティーインググラウンドが「ティーイングエリア」へと名称が変更となります。
また、ティーイングエリアとグリーンまでの間、バンカーとペナルティエリアを除いた区間のことを、
「スルーザグリーン」と呼んでいますが、「ジェネラルエリア」へと変更となり、
さらには、池などの「ウォーターハザード」が「ペナルティエリア」と変更となります。
「バンカー」と「パッティンググリーン」は今までどおりそのままの名称で、
その他の名称は、○○エリアと統一というコンセプトのようですね。
2.ボールの捜索時間が3分
自分の打ったボールが見つからない時、ボールを捜す時間は現行5分ですが、「3分」に変更となります。
ロストボールになる可能性は増えますが、プレー時間短縮を目的とするものでしょう。
ショットを打った後は、ボールの落下地点を最後まで見ている癖をつけるようにしましょう。
また、ボールが見つかりづらい所に打った時は、あらかじめ暫定球を打っておくと良いでしょう。
3.キャディの方向確認はNG
テレビのゴルフ中継を見ると、打つ前にキャディが後方に立って方向の確認をしているシーンを見かけると思います。
一般ゴルファーなど、競技に参加しない方は馴染みがないと思いますが、
このプレイヤーの後方に立って方向の確認をするのが、プロ・アマ問わず禁止となります。
これでプロの試合も、プレー時間が短縮されることでしょう。
4.距離計測機器の使用がOK
現行のルールでは、(特に競技では)ボールとピンまでの距離を測る機器の使用が認められていません。
これが、ボールとピンまでの距離を測る場合のみに使用可能になりました。
その他の要素である、高低差・風向きなどを測定する機器は、現行通り使えません。
5.膝の高さからドロップ
現行のルールでは、ドロップは肩の高さから行っていますが、新ルールでは「膝の高さ」からになります。
肩の高さからドロップすると、斜面や周りに池などある場合は、転がって一回で済まない場合が多く、
池にボールが入っただけでも、プレー時間が長くなってしまいます。
膝の高さならドロップが一回で済むことも多くなり、プレー時間短縮となるでしょう。
6.プレーの順番
プレーの順番(打つ順番)は、ホールから遠い人から・前のホールで少ない打数で上がった人からとなっています。
新ルールでは、セカンドショットなどのフェアウェイからだけでなく、ティーインググラウンドでの打つ順番、
グリーン上でのパターでも「先に打ちます」などの声掛けで、準備できた人から打つことが可能になります。
今回はここまで、後編へと続く。
最後まで読んでいただき、有難うございました。