みなさん こんにちは(^^)
今回は、「コースレート」についてお伝えしていきます?
この記事は、約4分で読み終えることができます?
コースレートって何!?
「コーススレート」とは、英語で『couse rate』と書いて、ゴルフ場の難しさを数字で表しています?(コースレーティングとも言われます)
ゴルフ場のスタート室やスコアカードなどに、「73.2」「68.4」などとコーススレートの表示を見たことがあると思います?
数字が高いと難しい!?
この数字が高いほど、そこのゴルフ場は難しく??反対に低いとそれほど難しくないということになります?
ただしこの数字は、コースの品質などグレードの良し悪しを表しているわけではなく、格付け基準ではないということです☝
ハンディキャップ査定のための基準値
さらに具体的に言うと、「スクラッチプレーヤー(ハンデ0のゴルファー)が、そのコースで10回プレーをした時の平均スコア」になります☝
プロゴルファーのスコアではなく、「一般アマテュアゴルファーのハンディキャップ査定のための基準値」として使われています?
この数字は、日本ゴルフ協会が、全国のゴルフ場に対して、同じ計算方法で算出しています?
日本のゴルフ場のコースレートは!?
日本のゴルフ場のコースレートの平均は、約70.5となっております?
日本のゴルフ場は、パー72に設定されているところが多いので、少し難しくないゴルフ場が多いということですね?
日本一のコースレートが高いゴルフ場は!?
日本一コースレートが高いゴルフ場は、兵庫県にある「ゴールデンバレーゴルフ倶楽部」で、コースレートは77.4です。
ちなみに関東のゴルフ場でコースレートが高いベスト3は、下記となっています。
- 鹿島の杜カントリー倶楽部(茨城県) :76.4
- 宍戸ヒルズカントリークラブ(茨城県):76.0
- 富士桜カントリー倶楽部(山梨県) :75.6
コースレートとスロープレートの違い
このようにコースレートが75を超えるゴルフ場では、スクラッチプレーヤーのスコアは、75くらいが目安となります✨
しかしこのようなゴルフ場では、「バンカーが多い」「フェアウェイだけど平らな所がない」などとにかく難しいので、ハンデ20のプレーヤーが93前後と単純に判断できなくなります?
コースレートと言ってもハンデ0のスクラッチプレーヤーが基準となっているので、一般的ではないのです。
スロープレートはアベレージゴルファー基準
ここで、ハンディキャップ20前後のアベレージゴルファー向けに、コースの難しさを数字で表したのが、「スロープレート」となっています☝(スロープレーティングとも言われます)
「スロープレート」は、英語で『slope rate』と書き、最小55から最大155までの数字で表され、平均的なコースのスロープレートは113となります?
113より低いゴルフ場は易しく、高い場合は難しいということになります☺
今までのコースレートでは、ハンデ0のスクラッチプレーヤーを基準としてましたが、スロープレートは、初心者?から上級者まで幅広い層に対応しているので、ゴルファーの器量に応じてレートを傾斜『slope』させていることで、スロープレートと呼ばれています?
易しい→ハンデ少、難しい→ハンデ多
また、スロープレートは、易しいコースではハンディキャップが少なく、難しいコースではハンディキャップが多くなります?
またコースレートよりも、OBや池、バンカーなどの数が多いとスロープレートは高くなりやすく、難しさがハッキリと数字に出るようになっています?
アメリカでは1980年代に導入し、日本では2014年に本格導入しています?
ゴルフ人気が低迷しているので、様々な工夫がされていますね?