みなさん こんにちは(^^)
今回は、道具のトリセツ「スイングウエイト」についてお伝えしていきます。
この記事は、約4分で読み終えることができます。
スイングウエイトって何!?
スイングウエイト(スイングバランスとも言います)とは、実際にクラブを振った時にクラブヘッドが重く・軽く感じるかを表したものです。
つまり、ヘッドの利き具合を示した数値であり、
総重量が同じクラブでもヘッドが重くシャフト・グリップが軽ければスイングウエイトは重く、
シャフト・グリップが重くてヘッドが軽ければスイングウエイトは軽いということになります。
AやDのアルファベットと数字で表される
ゴルフショップやカタログなどで、クラブの仕様(スペック)に「B9」「C0」「D2」などの表示を目にしたことがあると思います。
これが「スイングウエイト」であり、ヘッドが軽い方からA,B,C,D,Eの5段階に分かれており、
さらにA~Eの中で軽い方から0~9の10段階に分かれています。
つまり「A0」より「A9」、「B4」よりも「D4」の方がスイングウエイトが重いということになります。
スイングウエイト重い軽いどっちがいいの!?
日常生活に例えるなら、字を書く時に万年筆のようなペン先が重いものが書きやすい人もいれば、
ボールペンのようにペン先が軽いものが書きやすい人もいます。
ゴルフも同じ考えで、ヘッドの重みを感じた方が振りやすい人もいれば、軽いほうが良いという人もいる。
また一般的には、女性やシニアなど非力な方はスイングウエイトは軽め、男性などパワーが有る人はスイングウエイトは重め、
スイングのテンポが早い人はスイングウエイトは軽め、逆にテンポが遅い人は重めが良いと言われています。
しかし、振ったときの感覚は人それぞれですので、このような意見を鵜呑みにせず参考程度にして頂きたいと思います。
スイングウエイトを比べるのは、、、
スイングウエイトが同じであっても、スチールシャフトとカーボンシャフトとでは同じ感覚という訳にはいかないでしょう。
なぜなら、クラブの総重量が軽いほうが振りやすく感じますので、スイングウエイトを比べるのは同じシャフトで行うのがベストです。
アイアンセットが同じシャフトの場合、スイングウエイトがすべて同じの方が振りやすいと感じる場合が多いでしょう。
ドライバーなどウッド系でも同じことが言えますが、あくまで参考程度にして頂くと良いでしょう。
スイングウエイトを自分で変える
せっかく購入したクラブなのに、使っていくうちに「なんだかうまく振り切れなくなってきた」なんてことあると思います。
そんな時は、そのクラブを手放す前に自分でスイングウエイトを調整するのはいかがでしょうか?
以下に、その方法を説明していきます。
1.ヘッド部に鉛を貼る
クラブヘッドのシャフトの付け根に鉛を貼ることで、スイングウエイトを重くすることができます。
また、同じ重さの鉛でも、クラブの長さが長いほどスイングウエイトが増加していきます。
2.グリップの重さを変える
グリップを重いものに交換すれば、スイングウエイトを軽くすることができ、軽いものにすれば重くすることができます。
3.シャフトの長さを変える
シャフトを長いものに交換すれば、スイングウエイトを重くすることができ、短くすると軽くなります。
おわりに
このように、ヘッドが重すぎると感じた時は、グリップを重くするか、シャフトを短くすると良いでしょう。
また、これら3つ共に簡単にできるものではないので、ゴルフショップや工房にて調整することをオススメします。
最後まで読んでいただき有難うございました。