みなさん こんにちは(^^)
今回は、久々の「道具のトリセツ」です?
パターの構造についてお伝えしていきます✨
この記事は、約5分で読み終えることができます。
転がすだけの「パター」だが、、、
実は転がるだけでない!?
パターのフェース面ですが、転がすだけだから地面に垂直、つまりロフト角が0°って思っている方多いのではないでしょうか?
ちなみにドライバーですと10~15°(ヘッドに書いてあります)、サンドウェッジだと55°前後です。?
パターにもロフトがついている!?
ロフト角は、フェース面(ボールに当たる所)が上を向けば向くほど数字が多くなります☝
(フェース面が地面に垂直なら0°、完全に真上を向いているのなら90°になります)
パターも上に打ち出される!?
知っている方も多いと思いますが、パターにもロフトがついているのです?
一般的に2~5°くらいのロフトがついており、これにはきちんとした理由があります?
パターはグリーン上で使いますが、グリーンも短く刈り取られているとはいえ、芝でできています⛳
芝の上にボールを乗せるとわずかでもボールは沈み、ロフトがないパターで打つと、芝に引っかかりボールは跳ねてしまいます?
パターもロフト角どおりに打つのが理想!?
当然これで失速してしまうので、上手く転がってくれませんし真っ直ぐ転がりづらくなります?
特に初心者のゴルファーは、パターを打った瞬間、ボールが跳ねてあまり転がらないケースが多いですよね?
実際には、あまり上に打ち出されるように見えませんが、プロのパターはほとんどロフト角どおりに打ち出されています☝
ロフト角どおりに打てば、スムーズにボールは転がります?
アドレスによっても最適のロフト角がある!?
また、ハンドファーストでパターを打つタイプは、(ロフトが立つので)ロフトが多めのパターが向いています?
反対にハンドファーストでないタイプは、ロフトが少なめでも構いません?
グリーンの速さにも関係あり!?
さらに、芝の短い高速グリーンは、ボールがあまり沈んでないので、ロフトが少なめのものが向いています?
逆に、芝が短く刈り取れていない遅いグリーンは、ロフトが多めのものが向いているでしょう?
パターがあまり上手くいっていない方、グリーンによって好不調の波が激しい方は「パターのロフト」を見直されては如何でしょうか❓
パターのフェースにあるインサートは飾りではない!?
最近のパターは形もいろいろありますが、フェースのインサートも素材を変えたり、溝があったりと多種多様であります?
以前のパターは、フェース面にインサートがなくても、「ボール自体が柔らかい」ので細かいタッチ(キョリ感)が出せたのです✋
しかし、以前の柔らかい打感の糸巻きボールから、現在主流の飛距離を重視した硬い打感の多層構造ボールでは、パターの芯を外すと柔らかいタッチが出づらくなったのです?
インサートは打感を柔らかくするため!?
これを少し芯を外しても、柔らかい打感を出すためにインサート付のパターが生まれたのです?
当初は、柔らかいタッチを出すためにインサートが開発されましたが、現在は「樹脂系」「金属系」など様々なインサートがあります?
主に、樹脂系は柔らかい打感、金属系は硬い打感になっています?
ボールによって組み合わせが可能!?
現在は、ボールも硬い・柔らかいがありますので、樹脂系の柔らかいインサートには、飛距離重視の硬いボールが合う方もいますし、柔らかいボールが合う方もいます?
また、金属系の硬いインサートには、スビン重視の柔らかいボールが合う方もいますし、逆に硬いボールが合う方もいます?
自分に合った打感・音を。
「柔らかい打感」が合う方、「硬い打感」がしっくりくる方もいますし、「カチンと硬い音」が距離感がでる方もいれば、「柔らかい・静かな音」の方がボールを運ぶ感覚が出る方もいますので、自分に合った組み合わせで「パターのインサート」を選んで下さい☝
組み合わせには絶対というのはありませんので、ご自身の感覚を大切にして下さい?
同じインサートでも溝で変わる!?
また、パターの形・インサートが同じでも「溝がある・なし」で、転がるスピンの量やスピードが変わるようになっています?
これも、多少芯を外しても「転がりを良くする」ために加工されたものです?
パターで常にオーバーしてしまう方には、溝がないタイプまたはインサートなしのタイプのパターを選ぶのもいいと思います?
また溝にも様々なタイプがありますので、自分に合った溝を選ぶといいでしょう?
ただし、ボールは1種類にしぼってから、パターの選定をして下さい✋
いかがでしたか❓
パターの見る目が少し変わったのではないでしょうか❓
今度ゴルフショップに行った時でも、インサート・溝の違いを見るだけでも面白いと思います。