4スタンス理論とは
ヒト(人間)には、生まれつきひとりひとり決まった身体の「使い方」、「動かし方」があります。
それは「一つ」ではなく、「4つ」に分けられます。
「お手本は4つある」ということです。
4種類のタイプ
どんな動きに関わってくるの?
コップを持つ、うちわを仰ぐ、いすに座る/立つといった日常生活の動作から、ボールを投げる/打つ、ける、飛ぶ、走る等スポーツの動作まで、すべての身体の動きに関わってきます。
この4種類のスタンスは血液型と同じように人が先天的に持つもので、後天的に変わりません。
Aタイプの人がBタイプの動きをしようとすると、右利きの人が左手に箸を持ってご飯を食べるようなもので、体は拒否反応を起こしてしまいます。
また、これら4タイプには、基本的に「中間」が存在しません。
AタイプっぽいBタイプとか、1タイプっぽい2タイプというのはなく4タイプに確実に分類できます。
そして、どんなにトレーニングをしても、持って生まれたタイプは変えられません。
この4タイプには優越の関係はありません。それぞれのタイプでトッププロゴルファー・プロスポーツ選手がいるため、全く違うフォームの選手が活躍できるのもこのタイプの違いが関係しています。
4スタンス理論はゴルフにどんな影響をおよぼす?
悩めるゴルファーの現状
近年のタイガー・ウッズの全盛期によりA2タイプで指導するゴルフスクールがほとんどでした。(A2タイプはフォームがシンプルでお手本にしやすい
しかし、そこで良く耳にするのが、スクールに何年も通っているのに
このように自分のタイプ以外のフォームを目指し指導を受けても「球筋・バランス・フォームが安定しない」「飛距離が出ない」等のパフォーマンスが低下するどころか、「ケガをする」という問題までも発生してしまいます。
ゴルフに悩んでいる方の多くが、自分の「タイプ」ではない動きを取り入れて、上手くいかないケースがほとんどです。
なぜ4スタンス理論がいいか?
4スタンス理論は、いわば身体の「取扱説明書」これはゴルフにもあてはまります。
「グリップ」「アドレス」から「スイング」「フィニッシュ」に至るまで、タイプによってそれぞれの「身体の使い方」があります。
そこで一番大事なのが、ご自身の「タイプ」をしっかり把握し、それぞれの「タイプ通りの動き」をすることが、上達の道へとつながります。
タイプチェックは熟練したトレーナーが必要
タイプチェックはお客様ご自身で簡単にできるものではありません。間違ったタイプチェックが大きな問題を引き起こす場合があります。当スクールImpactでは、専門的な知識・スキルを持ったトレーナー(レッシュマスター級トレーナー)がタイプチェックを行います。
Impactでは、お客様ひとりひとりの「タイプ」を
責任もってただしく見極め、「タイプ通りの動き」を
細かく指導していきます。
4スタンス理論がもたらす効果
Impactでは、4スタンス理論に基づき、「タイプ通りの動き」をすることで、スイング中、常に「軸」が整った状態になります。これにより以下の効果が期待できます。
飛距離UP
- ヘッドスピードが上がる(身体のキレが良くなる)
- インパクトが強くなる→飛距離アップ
「軸」を整えることによって、全身がムダなく連動して、ご自身の持てる「パワー」「スピード」を引き出すことが出来ます。これにより身体の「キレ」が良くなり、「ヘッドスピード」が上がり、「インパクト」も強くなり、「飛距離UP」が望めます。
※ただし、「柔軟性」「連動性」「リズム」が伴ってないと望めません。
柔軟性UP
- スイングアークが大きくなる
- 「ひじ」「手首」の負担が少なくなる
「軸」を整えることにより各関節の可動域が大きくなって、「柔軟性」がUPします。
今まで手打ち主体の方は、肩まわりがやわらかく使えるので、「スイングアーク」が大きくなり、「ひじ」「手首」への負担が少なくなります。
連動性UP
- 体幹主体で身体を動かせる
- バックスイングでの捻転差が大きくなる(上体が大きくねじれる)
- オーバースイングがなくなる
体幹から「各パーツ」へと連動させる能力です。
「連動性」は「柔軟性」とともに高くなっていきます。
バックスイングで「手を使わなく」なり「オーバースイング」がなくなります。この結果上体が大きくねじれて、下半身との捻転差がおおきくなります。
スイング全体を「体幹」で動かせる様になります。
リズムが生まれる
- スイングの再現性が高くなる
- スイングのリズム・テンポが良くなる
「柔軟性」「連動性」が高まって、身体がムダなくスムースに使われてくると、ご自身なりの心地よい「リズム」が生まれてきます。
これによって「脳」にストレスがかからず、毎回同じ「テンポ」でスイングができ、「再現性」も高くなります。
耐久性UP
- 斜面でも身体の軸をキープできる
- ケガをしなくなる
- 18ホール安定して回れるスタミナがつく
4スタンス理論の「タイプ通りの動き」をすることはもっとも正確で安全な動きであり、「効率的」でもあります。ムダな動きをしないのでケガをしなくなり、後半残り3ホールで体がもたない人には18ホール安定して回れる「スタミナ」がつきます。
また斜面でも身体の「軸」がブレないので「ダフリ」「トップ」「球筋が安定しない」などの悩みも解消できます。
集中力UP・勘が働く
- 緊張する場面でのミスが減る
- パットでの「ラインイメージ」がしやすくなる
「軸」を整えることによって,身体が常に「安定」つまりは脳も「安定」しています。安定した「脳」はストレスがないので、不安や緊張からくるマイナスイメージも浮かばず、集中力が高まるのでギャラリーが多い場面でのティーショットや大事なバーディーパットでのミスも減ります。
さらに安定してくると「脳」はリラックスし、活性化して、感性が研ぎ澄まされます。
優勝したプロが「パットのラインがくっきり見えた」というのもコレに近い状態と言えます。
アマチュアの方でも、ショットやパターでの「イメージ」が少しずつ出てくるはずです。